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ネットストック・ハイスピードの便利機能と使い方

松井証券のネットストック・ハイスピードをダウンロードしてみたが、使い方が分からずお悩みではないだろうか?そんな方の為に、便利な機能と使い方を説明する。

便利な機能を簡単に説明すると、複数チャートを一度に切り替えられる、32種類ものテクニカル指標を使える、逆転機能で買い目線に変えられる、日足・週足・月足は最大約18年分表示できる。

最後まで見てもらえれば、国内証券会社の中では最も優れたチャートツールということが分かると思う。

では、説明していく。

ネットストック・ハイスピードとは

ネットストック・ハイスピードとは

ネットストック・ハイスピードとは、国内証券会社である松井証券の専用トレーディングツールです。口座さえ開設していれば無料で使うことができるもの。

同じ仕様のツールでは、クリック証券のスーパーはっちゅう君もあるが、マイナーである名証・福証・札証のチャートは表示できませんし注文もできない。

ネットストック・ハイスピードでは、全ての銘柄を短時間でチャートをチェックでき、とても便利なツールなので毎日使っている。

チャートを表示できるのは、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダック、名証、福証、札証の個別銘柄と、日経先物とオプション、マザーズ先物、NYダウ先物、マザーズ指数、ジャスダック指数、2部指数など。

過去最大どのくらいの期間表示できるのか

ローソク足の最大本数は12000本指定でき、1分~2時間足は約1ヵ月間、日足・週足・月足は最大約18年分表示できる。

分足はもう少し長い期間を見たいところだが、日足・週足・月足の18年分は十分だと思う。

ランキングの種類

株式ランキングの種類は、

株式新高値/新安値、株式S高/S安、株式上昇率/下落率、株式株価/出来高分析、株式出来高急増、株式最高出来高更新、株式出来高、株式売買代金、特別買気配/売気配、デイトレ適性、寄り前気配、Tick回数、PTS株式上昇率/下落率、PTS株式売買代金

僕がいつも使っているのは、株式S高/S安とデイトレ適性(寄り前気配)。特にデイトレ適性(寄り前気配)はここにしかない機能。

ネットストック・ハイスピードのダウンロード方法

ネットストック・ハイスピードのダウンロード方法

ネットストック・ハイスピードをまだダウンロードしていない方は、下記の手順通りに進めてほしい。ダウンロード方法はパソコン用。

動作環境チェック

推奨OSとブラウザ
OS:Windows 8.1、Windows 10
ブラウザ:8.1(Internet Explorer11)10(Internet Explorer11、Microsoft Edge)
CPU:1.6GHz相当以上
メインメモリ:1GB以上
ハードディスク空き容量:50MB以上
ディスプレイ:1024×768ピクセル以上(推奨:1280×1024ピクセル)

現在どのOSとブラウザを使っているか分からない方は、こちらから現在の環境を確認できる。

※Macのパソコンは使うことができない。どうしても使いたい方は、Parallelsを試してみてほしい。ただし、使えるかは確かめていないので分からない。

ダウンロード手順

① 松井証券サイトからログインし、TOP左メニューにある「ネットストック・ハイスピード」をクリックする。

②「▼専用ソフトのインストール」からダウンロードする。この時、「デスクトップにショートカットを作成する」にチェックを。

これをやらないと、松井証券サイト上で毎回起動しないといけなくなってしまう。

③ このように、ショートカットアイコンが出たらすぐにログインができます。

④ 起動方法は、アイコンをクリックしログイン画面が表示されたら、会員IDと会員パスワードを記入して、ログインボタンをクリックするだけ。

※パスワードは間違えないように注意を。パスワードを連続して10回間違えると、口座がロックされ使えなくなってしまう。

ダウンロードが終わったらチャートを設定していこう。

ネットストック・ハイスピードのチャート設定

ネットストック・ハイスピードのチャート設定

銘柄チャートは、TOPメニューのチャート⇒チャート分析⇒株式チャートから。

初期は上記のようなローソク足のみになる。ここから見やすい設定に変えていこう。

設定を変更する方法は、チャート上で右クリックし「チャート環境設定」と「チャートタイプ設定」を選ぶ。これらから見やすく設定できる。

左下の「軸表示」では、左右の価格と下の日時の表示・非表示を選べ、右側の余白も設定できる。ご自身が見やすいように設定を。

ちなみに僕は、左側のY軸を外して右側の余白を10に設定している。背景や線色は初期設定のまま。気に入らないなら好きな色に変更を。

試しに背景を黒にしてみた。ブルーが好きとかピンクが好きとかあると思うので、モチベーションが上がる色に変えるのもありかと。

右側の設定では、「リアルデータ受信時の最後のローソクに画面移動」にのみチェックを入れている。

この機能は、場中(9時~15時)に株価が動くたび最新のローソク足に自動移動するものなので、場中に過去チャートで検証したい時は外して使用を。

次のグリットでは、横・縦ともチェックを入れている。節目などを見やすくするために入れている。

左右の株価が省略表示されている方は、Y軸設定からY軸広さで調整を。10くらいで表示されると思う。

設定画面

ネットストック・ハイスピードには『仮想画面』というのがあり、最大4画面まで表示できる。全4つの画面でどんな設定にしているかすべて公開する。ただし、詳細なテクニカル指標の設定値は公開していない。

仮想画面は左上の数字で切り替えができる。

では、仮想画面1から。

仮想画面1

仮想画面1では、4つのチャート画面と株価ボートを表示させている。設定しているテクニカル指標は、オリジナルの組み合わせになる。

すべて「連動」に設定しているので、コードを記入すると4つのチャートが一斉に切り替わる。これにより、短時間でチャート分析が可能。

時間足は日足、週足、月足の3つ。左下だけは、日足と週足を見るので手動で切り替えている。

慣れていない人から見ればごちゃごちゃしているかもしれないが、慣れてくると今後どのように動きやすいのかを、一目で判断できる組み合わせになっている。

仮想画面2

仮想画面2では、先物の日経225とダウを表示させている。(つなぎ足)

時間足は、上は日足で下は週足を表示させている。月足も見ますが、3つ同時に表示させると見にくいので、週足から手動で切り替えている。

先物だと他には、マザーズも表示可能。ただ、2016年7月からしか見れないので、いつもは指数のほうを見ている。マザーズ指数と先物の差はない。

仮想画面3

仮想画面3では、マザーズ・ジャスダック・2部指数を1画面ずつ表示させている。

日足・週足・月足をすべて見るが、3画面だと見にくいので、1画面にして手動で切り替えている。日経は見ても指数を見ない人はかなり多いが指数も重要。

指数を見ていなかないと、地合い悪化で大損を繰り返す結果となる。日経の地合い悪化は大した影響はなくても、マザーズ・ジャスダック・2部指数が下落すると影響大。

仮想画面4

仮想画面4では、先物日経・ダウと個別銘柄の1画面を表示させている。

仮想画面1や2では小さく判断しにくいときは、1画面で見ていまる。週足・月足の切り替えは手動。

この画面では、日足・週足・月足以外に、1分足・5分足・60分足も見ている。

この設定は僕が使いやすいようにしたものなので、真似をする必要はない。使いながら変えていけば良いと思う。

ネットストック・ハイスピードの便利機能

ネットストック・ハイスピードの便利機能を紹介する。他にも機能はたくさんあるが、ここでは紹介しきれないので、自身で確かめてほしい。

32種類もある便利なテクニカル指標

テクニカル指標一覧上から順
DMI、EMA、MACD、MFI、RCI、RSI、VWAP、アルティメット・オシレーター、ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ、エンベロープ、オートマチックトレンドライン、サイコロジカルライン、スロー・ストキャスティクス、ティックボリューム、ニック・M・ネクスト・ムーブ、バイ・セルポイント、ハイ・ローチャンネル、パラボリック、ヒストリカル・ボラティリティ、ボラティリティ、ボリンジャーバンド、モメンタム、移動平均、移動平均乖離率、一目均衡表、価格帯別出来高、時系列練行足、出来高、出来高&移動平均線、出来高II、前日終値線、転換点

2020年5月2日現在、全部で32種類ある。

僕が使っているのは、「オートマチックトレンドライン」「ハイ・ローチャンネル」「移動平均」「一目均衡表」「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」の6つ。

各テクニカル指標は、下メニューにある「左矢印ボタン」クリックで表示できる。

▼メインウィンドウとサブウィンドウの詳細は、下記の記事から。

月額版用2021年5月読者限定記事:決算銘柄の中長期データまとめ 月額版用2021年5月読者限定記事:決算銘柄の中長期データまとめ

逆転機能で買い目線に切り替えできる

逆転機能で買い目線に切り替えできる

右下にあるRボタンの逆転機能を使えば、売り目線のチャートでも買い目線のチャートに切り替えができる。ただし、ローソク足の色は変わらない。

ローソク足の色を変更させるには、チャート上で右クリックし「チャートタイプ設定」を選ぶ。

色の設定があるので、陽線をブルーに陰線をレッドに変更してください。そうすれば、逆転させたときに陽線がレッド陰線がブルーになる。

これらを毎回設定するのは面倒ですので保存しよう。保存方法は、チャート上で右クリックし「現在チャート保存」で保存しておけばすぐに設定できる。

新たなチャートで表示させたい場合は、チャート上で右クリックし「現在チャート呼出」から先ほど保存したものを選ぶ。

複数チャートを一度に切り替えできる

チャート判断では複数時間足をチェックする必要あるが、毎回切り替えていたら面倒だし時間がかかってしまう。そこで「連動機能」を使う。

上メニューの「」ボタンをクリックすると緑に変わる。

連動したいチャートは全て同じように「連」ボタンを緑に変えてください。これで連動されたことになり、複数のチャートを一度に切り替えできる。

ただし、先物はできますがマザーズやジャスダックなどの指数チャートは連動できない。

始値・高値・安値・終値・出来高を一目でチェックできる

下メニューの「D」ボタンをクリックするとデータウィンドウが出てくる。

マウスをローソク足に合わせると、その時の始値・高値・安値・終値・出来高が分かる。過去検証するときは必ず使うもの。

32種類のテクニカル指標まとめ

ネットストック・ハイスピードのテクニカル指標一覧

テクニカル指標一覧上から順
DMI、EMA、MACD、MFI、RCI、RSI、VWAP、アルティメット・オシレーター、ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ、エンベロープ、オートマチックトレンドライン、サイコロジカルライン、スロー・ストキャスティクス、ティックボリューム、ニック・M・ネクスト・ムーブ、バイ・セルポイント、ハイ・ローチャンネル、パラボリック、ヒストリカル・ボラティリティ、ボラティリティ、ボリンジャーバンド、モメンタム、移動平均、移動平均乖離率、一目均衡表、価格帯別出来高、時系列練行足、出来高、出来高&移動平均線、出来高II、前日終値線、転換点

2019年5月2日現在、全部で32種類ある。

12種類あるメインウィンドウのテクニカル指標

メインウィンドウに表示されるものは、全部で12種類あります。

VWAP、ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ、エンベロープ、オートマチックトレンドライン、ハイ・ローチャンネル、パラボリック、ボリンジャーバンド、移動平均、一目均衡表、時系列練行足、前日終値線、転換点

VWAP(出来高加重平均)

VWAP(出来高加重平均)

おすすめ度:★★★★☆

VWAP(出来高加重平均)とは、当日の取引所で成立した価格を出来高で加重平均した価格の指標。取引実態に近い平均的な価格の為、主に機関投資家が目標値として使用する。※日足、週足、月足では表示されません。30分足以下で使用してください。VWAPのラインが支持線・抵抗線として機能しやすく、特にデイトレ(5分足)で使うのがおすすめ。デイトレしているなら入れたほうがいい指標。

ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ

ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ

おすすめ度:★☆☆☆☆

ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップとは、株価のボラティリティ(価格変動率)を基に、損切りの目安を判断できる指標。トレンドが続けば終値を追従していき表示される。引き上げ幅が深いので緩やかに上下した時は使えるが、レンジ相場や急激に上下した時は使い物にならない。指数困数の乗数を変更すれば、急激に上下した時用に変えて使えないことはないが、ほとんど役には立たないと指標と判断した。

エンベロープ

エンベロープ

おすすめ度:★★★☆☆

エンベロープとは、移動平均線からの乖離率を表示させた指標で上下にラインが表示される。5日株でも使用されたもので、設定値を変えれば使い物になる。

主な判断方法は、エンベロープ内で上下していたものが超えてきた時。上下にローソク足がある時はトレンドが続きやすいと判断できる。このように条件の一部として使おう。

オートマチックトレンドライン

オートマチックトレンドライン

おすすめ度:★★★★★

オートマチックトレンドラインとは、高値と安値に引かれる斜めのラインの指標で、ネットストック・ハイスピードを使っていて表示させていない人はいないだろう。トレンドラインはあらゆる手法に使え、三角持ち合い判断にも欠かせないもの。32あるテクニカル指標の中で一番おすすめ。株は3700銘柄以上もあるので毎回自分でトレンドラインを引くことはできない。

ハイ・ローチャンネル

ハイ・ローチャンネル

おすすめ度:★★★★★

ハイ・ローチャンネルとは、高値と安値に表示される点線の指標。トレンドラインと違い、高値のみと安値のみに表示される。高値を超えたら買い、安値を超えたら売りといった判断に使う。過去の高値と安値は重要なポイントとなるので欠かせないもの。それと一番右側に気配値と数量が表示される。たったそれだけだが、寄り前特に役に立つ。保有ポジションを一目見れば、前日もしくは寄り前に材料が出ていたかが分かり、地合い悪化時にも役立つ。たとえ有料になったとしても使いたい機能。

パラボリック

パラボリック

おすすめ度:★★☆☆☆

パラボリックとは、ローソク足の上下に出ていてトレンドを把握できる指標。ローソク足の上にある場合は上昇トレンド、下にある場合は下降トレンド。レンジ相場では使い物にならないが、トレンド相場なら利食いにも使える。一目均衡表の雲や移動平均線だけでも同じ判断はできるので、どちらか入れている人は使う必要はない。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

おすすめ度:★★★★☆

ボリンジャーバンドとは、定番のテクニカル指標。トレンドとレンジ判断に使えるのと、どのくらいパワーを溜めているか一目で判断できる。ボリンジャーバンドが収縮している時は、次のトレンドに向けてパワーを溜めている時(レンジ)。ボリンジャーバンドが拡大している時は、パワーを開放している時(トレンド)というように見ている。他には利食い判断に使っている人も多い。1σを超えたら利食いするとか様々な用途で使われる。通常は1本だけではなく、1σ、2σ、3σと複数表示させて判断するのが普通。

移動平均線

移動平均線

おすすめ度:★★★★★

移動平均線は、チャートを使っているなら全員表示させているもの。定番は5、25、75線。土曜日が休場だから20日線と言っている人もいるが、移動平均線はどれを使っても大差はない。移動平均線はどれをじゃなくてどう使うかが重要なので、手法に合うものを選べばいいと思う。僕は、2種類の組み合わせを表示させている。スイング、デイトレと全てで活躍してくれるテクニカル指標。

一目均衡表

一目均衡表

おすすめ度:★★★★★

一目均衡表は、定番のテクニカル指標。転換線、基準線、遅行スパン、先行スパンの4つがあり、僕は先行スパンの雲をだけを使用している。遅行スパンを使っている人も多い。買いサインはローソク足を下から上に突き抜けることでトレンド転換したと判断できる。遅行スパンは過去検証したことはあるが、どの手法にも合わなかった為、使っていない。転換線と基準線は移動平均線がある為不要。

時系列練行足

時系列練行足

おすすめ度:★★☆☆☆

時系列練行足とは、練行足の考え方を時系列でも活用できるようにしたもので、トレンド転換を見る指標。一定幅のアップラインとダウンラインの2本線を表示する。エントリーの時より利食いに使うのがいいと思う。特に短期スイング向きだろう。買いエントリーした時はダウンライン(ブルー)を超え確定したら利食いする。売りエントリーした時はアップライン(レッド)を超え確定したら利食いする。ただし急激な上下では遅くなってしまうので、緩やかなトレンドの時のみにしたほうがいいだろう。

前日終値線

前日終値線

おすすめ度:★★★☆☆

前日終値線とは、前日終値からラインが引かれる指標。前日の終値というのは意識されやすい価格なので、デイトレするなら表示させておくべきもの。5分で使うのが一番おすすめ。※このテクニカル指標は日足、週足、月足では表示されない。Tickと分足チャートのみ表示される。

転換点

転換点

おすすめ度:★★☆☆☆

転換点とは、高値と安値に株価と日時が表示される指標。過去の高値と安値を知るには便利かもしれないが、チャートが見づらくなるので僕は使っていない。過去の高値と安値は「ハイ・ローチャンネル」があれば十分だろう。

メインウィンドウのおすすめ別

おすすめ度:★★★★★:オートマチックトレンドライン、ハイ・ローチャンネル、移動平均線、一目均衡表
おすすめ度:★★★★☆:VWAP(出来高加重平均)、ボリンジャーバンド
おすすめ度:★★★☆☆:エンベロープ、前日終値線
おすすめ度:★★☆☆☆:パラボリック、時系列練行足、転換点
おすすめ度:★☆☆☆☆:ヴァリアブル・ボラティリティ・ストップ

20種類あるサブウィンドウのテクニカル指標

サブウィンドウに表示されるものは、全部で20種類ある。

DMI、EMA、MACD、MFI、RCI、RSI、アルティメット・オシレーター、サイコロジカルライン、スロー・ストキャスティクス、ティックボリューム、ニック・M・ネクスト・ムーブ、バイ・セルポイント、ヒストリカル・ボラティリティ、ボラティリティ、モメンタム、移動平均乖離率、価格帯別出来高、出来高、出来高&移動平均線、出来高II

DMI(Directional Movement Index)

DMI(Directional Movement Index)

おすすめ度:★★★★☆

DMI(Directional Movement Index)とは、トレンドの方向と強さを表す指標。+DI、-DI、ADXの3本の線があり、+DI(青)は上に向かう強さ(上昇トレンド)、-DI(赤)は下に向かう強さ(下降トレンド)、ADX(黄)はトレンドの強さを表す。基本の判断は、+DIが-DIを下から上に抜けている場合は買いサイン、+DIが-DIを上から下に抜けている場合は売りサイン。これにADXを見て判断する。ある程度のルール化は必要だが精度の高い手法になりやすい指標。例えば、基本の買いサインに加えてADXが30以下で上昇向きになったら買いエントリーする。

EMA(Exponential Moving Average)

EMA(Exponential Moving Average)

おすすめ度:★☆☆☆☆

EMA(Exponential Moving Average)とは、平滑移動平均とも呼ばれ、単純移動平均線よりも相場の流れに早く反応し、トレンドを知ることができる指標。期間は変更可能。単純移動平均線と比べて早く反応するということは、それだけダマシもあるのでどちらが有利とかはないと思う。MACDがあるのでこれを使う必要はない。

MACD(Moving Average Convergence Divergence)

MACD(Moving Average Convergence Divergence)

おすすめ度:★★★★☆

MACD(Moving Average Convergence Divergence) とは、短期移動平均線と長期移動平均線の2本を使い、線のクロスで買いか売りかを判断する指標。単純移動平均(SMA)ではなく、指数平滑移動平均(EMA)を使用する。順張り手法にはよく使われるものでトレンドが続いたときは有効。それと、日経や指数で地合い判断に使うといいだろう。買いポジション保有中に上からクロスした時は、買いポジションを減らすもしくは決済する。このように使えば地合い悪化で大損することを防げる。

MFI(Money Flow Index)

MFI(Money Flow Index)

おすすめ度:★☆☆☆☆

MFI(Money Flow Index)とは、お金の流れが買い・売りどちらの方向に動いているのかを株価と出来高から表した指標。80%以上が買われ過ぎ、20%以下が売られ過ぎ。%ラインが表示できないので使いにくいし、ある程度検証した結果MFIで天底を予想するのは難しいと判断する。不要だろう。

RCI(Rank Correlation Index)

RCI(Rank Correlation Index)

おすすめ度:★★★★★

RCI(Rank Correlation Index)とは、一定期間内において株価と日数に順位をつけて相関関係を数値化したもので、買われ過ぎ、売られ過ぎを見れる指標。+80%以上が買われ過ぎ、-80%以下が売られ過ぎ。サブウィンドウの中では一番おすすめできる指標。短期の天底を判断するには最適だろう。ただし、ネットストック・ハイスピードでは一つの線しか表示できない。短期線と中期線が表示できるものもあり、クロスで買いシグナルと判断も可能。

RCI 見方は、買われ過ぎと売られ過ぎラインに到達後戻してきた時。RCIだけでは判断しないほうがいいが、短期の上げ止まりと下げ止まりを予想するのには優れている指標。

RSI(Relative Strength Index)

RSI(Relative Strength Index)

おすすめ度:★★★☆☆

RSI(Relative Strength Index)とは、一定期間内の株価がどのくらい上昇・下落したか相対的に指数化したもので、買われ過ぎ、売られ過ぎを見れる指標。RCIと比べると反応は早めだがその分ダマシは多くなる。それほど大差はないので手法や好みで選べばいいかと。

アルティメット・オシレーター

アルティメット・オシレーター

おすすめ度:★☆☆☆☆

アルティメット・オシレーターとは、7日、14日、28日の3期間を考慮した指標。40%以下で買い、60%以上で売りと判断する。RSIのほうが精度は上なので、アルティメット・オシレーターを使うメリットはない。

サイコロジカルライン

サイコロジカルライン

おすすめ度:★☆☆☆☆

サイコロジカルラインとは、前日比で上昇した日数の比率を表した指標です。75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断する。RSIのほうが精度は上なので、サイコロジカルラインを使うメリットはない。

スロー・ストキャスティクス

スロー・ストキャスティクス

おすすめ度:★★★★☆

スロー・ストキャスティクスとは、過去の最高値と最安値までの中で当日終値がどの位置にあるかを表す指標。+80%以上が買われ過ぎ、-20%以下が売られ過ぎ。2本の線を表示し、上下ゾーンからのクロスで買いか売りかを判断する。RCIと比べると反応は早めだがその分ダマシは多くなる。それほど大差はないので手法や好みで選べばいいかと。

ティックボリューム

ティックボリューム

おすすめ度:★★☆☆☆

ティックボリュームとは、直近より値上がりまたは値下がりして約定した出来高がどのくらいあるのかを表してる指標。この指標は個別銘柄には使用できない。指数先物/オプションチャートの分足とティックのみ表示できる。

ニック・M・ネクスト・ムーブ

ニック・M・ネクスト・ムーブ

おすすめ度:★☆☆☆☆

ニック・M・ネクスト・ムーブとは、ボリンジャーバンドとケルトナーズ・チャネルを表示した指標です。ケルトナーズ・チャネルの中にボリンジャーバンドがあればレンジ、外側にあればトレンドと判断する。使えないこともないがこのチャートだと見にくいし、ボリンジャーバンドだけで同じ判断できるので必要ない。

バイ・セルポイント

バイ・セルポイント

おすすめ度:★★★★☆

バイ・セルポイントとは、MACD指標を色別にして分かりやすくしたもの。特にデイトレにおすすめ。通常のMACDだとクロスしたかどうか判断しにくいが、これなら一目で分かる。買い条件の一部に使用できる。「〇〇と〇〇とバイ・セルポイントが赤に確定したら買いエントリー」とか、複数指標でルール化すると勝ちやすくなる。

ヒストリカル・ボラティリティ

ヒストリカル・ボラティリティ

おすすめ度:★☆☆☆☆

ヒストリカル・ボラティリティとは、過去のデータに基づいて算出した将来の変動率を表した指標。数値が20%あった場合、年率20%の価格変動が起こる可能性があるということ。ざっくりとした予想なので使う場面はない。不要だと思う。

ボラティリティ

ボラティリティ

おすすめ度:★★★☆☆

ボラティリティとは、価格の変動率を示した指標。ボラティリティは利益幅に直結するので、手法の条件の一部に使うのもありだと思う。「2以上のみ買い対象とする」とか。ただ線だと分かりにくいしサブだと邪魔になるので、チャートの余白とかに数字で表示できるものがあれば使いたい。

モメンタム

モメンタム

おすすめ度:★☆☆☆

モメンタムとは、相場の勢いやトレンド方向を見る指標。基本の判断方法は、0以下から0以上に抜ければ買いサイン、0以上から0以下に抜ければ売りサインとなる。抜けてから大きくトレンドが発生していることも多いので使えないこともないが、これだけで判断するのはダマシが多く無理。それと、誰も使っていない指標だろうから使うメリットは感じられない。

移動平均乖離率

移動平均乖離率

おすすめ度:★★★☆☆

移動平均乖離率とは、株価が指定した移動平均線からどのくらい乖離しているのかを表示できる指標。これにより買われ過ぎ、売られ過ぎを判断できる。この乖離を見て売買している人はいるので、手法によっては重要なテクニカル指標になる。

価格帯別出来高

価格帯別出来高

おすすめ度:★☆☆☆☆

価格帯別出来高とは、価格帯ごとの出来高を横棒グラフで表示される指標。500まで表示幅は変えられますが、ざっくりとしたものなので使い物にはならないだろう。他のツールでは、トレードステーションやフル板に価格帯出来高が表示できるkabuステーションがおすすめ。

出来高

出来高

おすすめ度:★☆☆☆☆

出来高が表示されます。陽線か陰線かの色分けしてある「出来高II」のほうが使いやすいので、あえてこれを使う必要はないと思う。

出来高&移動平均線

出来高&移動平均線

おすすめ度:★☆☆☆☆

出来高&移動平均線とは、過去の出来高平均値と移動平均線を折れ線グラフ化した指標。移動平均線は3つ指定できる。3つの移動平均線を下から出来高が突き抜けた時トレンドが発生しやすいように見えるが、正式な見方は分からない。どのように判断すればいいのか分からないし不要だろう。

出来高II

出来高II

おすすめ度:★★★★☆

出来高IIとは、ローソク足が陽線の時に赤色、陰線の時に青色と表示される指標。下げ止まりを狙う時は、青色が続いた後赤色と出来高が増えた時を狙う。上げ止まりを狙う時は、赤色が続いた後青色と出来高が増えた時を狙う。そういう使い方もできる。

3710ジョルダン例。青色5本と出来高減少から赤に変わり出来高増加から急騰している。毎回そうなるとは限らないが、条件の一部に使うこともできる。陽線か陰線かが一目で分かるので時短になるテクニカル指標。

サブウィンドウのおすすめ別

おすすめ度:★★★★★:RCI
おすすめ度:★★★★☆:DMI、MACD、スロー・ストキャスティクス、バイ・セルポイント、出来高II
おすすめ度:★★★☆☆:RSI、ボラティリティ、移動平均乖離率
おすすめ度:★★☆☆☆:ティックボリューム、モメンタム
おすすめ度:★☆☆☆☆:EMA、MFI、アルティメット・オシレーター、サイコロジカルライン、ニック・M・ネクスト・ムーブ、ヒストリカル・ボラティリティ、価格帯別出来高、出来高、出来高&移動平均線

ネットストック・ハイスピードの欠点

毎日のように使っている優れたツールでも、欠点はありますよ。対処方法も説明しているので参考にしてみてください。

週末(土・日)のメンテナスが長い

チャートの見やすさや機能は満足しています。でも欠点があります。

それは、週末(土・日)のメンテナスがめちゃくちゃ長いということ。毎週ではなく不定期なので余計に注意すべきだろう。

他の証券会社のメンテナンスは午前中までとか長くはないが、松井証券のメンテナンスは丸1日。酷い時だと、土・日の2日間もメンテナンスで使えないこともある。

そこで週末にメンテナンスで使えない時用に、同じ仕様のツールであるクリック証券のスーパーはっちゅう君を用意している。

テクニカル指標など同じ設定にできる。ただし、名証、福証、札証の銘柄は表示できない。そこだけ我慢すれば、週末(土・日)に検証が行える。

フル板が見れない

ネットストック・ハイスピードには、欲しい機能がほとんど入っている。ただ一つ無いものがある。それは、フル板が見れない。

スピード注文の板では、上下10まで表示可能。これでも十分だけど、すべての板の状態を見たい時もよくある。

松井証券では、フル板が見れる「フル板情報(BRiSK for 松井証券)」というものはあるが、信用取引の約定回数が10回以上じゃないと使えない。条件達したとしても、別ツールを起動させないといけないので面倒。

では、フル板を見たいときはどうすべきか?

クリック証券のスーパーはっちゅう君なら見ることができる。詳しくは、スーパーはっちゅう君の便利機能と使い方から確認を。

別ツールを起動させないといけないのは変わりないが、クリック証券のスーパーはっちゅう君は条件なしで使うことができる。

まとめ

松井証券のネットストック・ハイスピードは、無料で使えるツールの中ではNO.1だろう。これが無いと、株のトレードはできないくらい必要なもの。

チャート判断に必要な機能は全て揃っているので、ぜひ使ってみてほしい。僕が設定しているテクニカル指標は、「株チャートの見方を1分で理解できる」から。

▼他に使っているおすすめツールは、下記の記事から。

株のチャートツール4選|最速で銘柄選別と分析ができるツール