決算で未来の株価を予測できるようになる株ブログ

一目で判断できる株チャートの見方 | エントリー・利食い・損切り方法

株のチャートを学びたいと思ったが、何をどのくらい学べばいいのか分からず悩んでいる…。

そんな方の為に、株式投資に必要なチャートのすべてを解説しています。

株に必要なチャートの基礎から、実践で役立つ売買タイミングなど、1記事だけですべてまとめているため、新たに「本を買って学ぶ」「セミナーへ行って学ぶ」必要はありません。

1週間ほどで理解できるようにまとめているので、来週から実践に入れます。

最初に知っておくべき株のチャートについて

知っておくべき株チャートの見方

株のチャートというのは、株価の値動きをローソク足というものに変えグラフ化したもので、高値・安値・始値・終値で構成されています。

高値・安値・始値・終値に加え、「節目」さえ理解しておけば大丈夫です。

「え!それだけ?」と思うかもしれませんが、株はチャートだけで売買するわけではないので、最低限の知識だけで十分です。

高値・安値・始値・終値の見方

高値・安値・始値・終値の見方

日足ではローソク足1本が1日分となり、高値がその日に一番高い株価で、安値がその日に一番安い株価です。

始値とは、その日(午前9時)に始まった株価で、終値とは、その日(午後3時)に終わった株価です。

終値が始値を上回れば陽線(赤のローソク足)で、終値が始値を下回った時は陰線(青のローソク足)になります。

陽線か陰線かでも翌日の株価に影響があるため重要です。

高値・安値・始値・終値は、チャート上で確認ができます。

ネットストック・ハイスピードでは、メニューの「D」ボタンをクリックすると、データウィンドウというのが出てきます。

マウスをローソク足に合わせると、その時の始値・高値・安値・終値が分かります。

節目の見方

節目とは、1,000円や2,000円などキリのいい株価です。

特に大きく上げた株価が戻してきたら、節目を意識した動きになりやすいので、事前に想定しておくと迷いなく買うことができます。

上記チャートのように大きく上げた後、どこで下げ止まるかを予測する時に節目を見ていきます。

上記パターンだと3,000円の節目があり、3,000円節目で下げ止まるのではないかと事前に予測ができます。

結果、3,000円節目で戻しています。

その後、4,000円節目の手間で上げ止まりました。この時の最高値は3,950円なので、4,000円節目を意識した動きになっています。

節目を意識するしないで変わるため、狙っている銘柄や保有銘柄があれば、節目を確認しましょう。

おすすめの株チャートツール

株のチャートツールはどんなものがあるのか

株のチャートツールは無料と有料のものがあり、無料チャートツールは、証券会社ごとに提供されています。(一部有料もあり)

口座開設や信用口座などの条件を満たせば、ほとんど無料で使用できます。使用条件については、それぞれの証券会社の説明ページで確認してください。

無料と有料なら無料のチャートツールを使う

昔は有料のチャートツールを使ったこともありますが、今は証券会社が提供している無料のチャートツールだけで十分なので、有料のものは使っていません。

有料で有名なところでは、

・株の達人 月9,900円
・ケンミレ 月5,500円
・相場チャート月5,500円

などがあり、全て使った経験がありますが、使う前と使った後ではあまり変わらなかったです。

でも、証券会社が提供している無料のチャートツールにはない機能はあるので、気になるなら1ヶ月くらい試してみるのもいいと思います。

ただ、有料ツールにしかない機能に依存してしまうと、リスクがあることを知っておくべきでしょう。

そのリスクとは、サービスが終了した時点で使えなくなり勝てなくなってしまうこと。

なので、一般的な機能(テクニカル指標)だけで勝てるようにならないといけません。

例えば、移動平均線、一目均衡表、MACD、RCIなど。

これらは一般的なテクニカル指標で、全ての無料ツールに入っています。

一般的なテクニカル指標だけなら、証券会社が潰れて使えなくなっても、別のを使えば勝ち続けられます。

証券会社の無料チャートツール一覧

下記は主な証券会社とツール一覧です。

松井証券【ネットストック・ハイスピード】
GMOクリック証券【スーパーはっちゅう君】
auカブコム証券【kabuステーション】
SBI証券【HYPER SBI】
マネックス証券【マネックストレーダー、トレードステーション】
DMM.com証券【PRO】
岩井コスモ証券【トレーダーNEXT】
楽天証券【マーケットスピード】
岡三オンライン証券【岡三ネットトレーダー】
SBIネオトレード証券【NEOTRADE R】
SMBC日興証券【パワートレーダー】

注文のしやすさ、チャートの分析しやすさはそれぞれ違います。

使ってみないと相性は分からないので、まずは口座を開設して使ってみるのがいいと思います。

僕が使っている証券会社のチャートツールは、

・松井証券【ネットストック・ハイスピード】
・クリック証券【スーパーはっちゅう君】
・auカブコム証券【kabuステーション】
・SBI証券【HYPER SBI】

の4つ。

メインで使っているのは、松井証券のネットストック・ハイスピードです。

HYPER SBIだけはチャート分析用ではなく、注文用として使っています。それ以外は、チャート分析用として使っています。

チャートツールのダウンロードと設定方法

使うチャートツールは、「松井証券のネットストック・ハイスピード」です。口座を開設すれば無料で使うことができるものです。

もう1つ、クリック証券のスーパーはっちゅう君でも同じ設定が可能ですが、ここではネットストック・ハイスピードのみの解説になります。

使っているテクニカル指標は、移動平均線・一目均衡表の雲・ボリンジャーバンド・トレンドライン・ハイ・ローチャンネルの5つだけです。

僕が選んだ5つのテクニカル指標は、最低限の組み合わせでも一目でトレンドやレンジが判断できるようになっています。

それを「KOLチャート」と言っています。

KOLチャートは、僕がFXや株で経験してきたものを全て取り入れた、テクニカル指標の組み合わせになります。

ネットストック・ハイスピードのダウンロード方法

ネットストック・ハイスピードをまだダウンロードしていない方は、下記の手順通りに進めてください。ダウンロード方法はパソコン用です。

✓ 動作環境チェック

まずはツールが使えるパソコンなのか環境を確認しましょう。

推奨OSとブラウザ
OS:Windows 8.1、Windows 10
ブラウザ:8.1(Internet Explorer11)10(Internet Explorer11、Microsoft Edge)
CPU:1.6GHz相当以上
メインメモリ:1GB以上
ハードディスク空き容量:50MB以上
ディスプレイ:1024×768ピクセル以上(推奨:1280×1024ピクセル)

ネットストック・ハイスピードの推奨OSとブラウザは上記になります。

どのOSとブラウザを使っているか分からない方は、松井証券サイトから現在の環境を確認できます。

※Macのパソコンは使うことができません。どうしても使いたい方は、Parallelsを試してみてください。ただし、使えるかは確かめていないので分かりません。

✓ダウンロード手順

① 松井証券サイトからログインし、TOP左メニューにある「ネットストック・ハイスピード」をクリックします。

②「▼専用ソフトのインストール」からダウンロードします。この時、「デスクトップにショートカットを作成する」にチェックを入れてください。

③ 上記のように、ショートカットアイコンが出たらすぐにログインができます。

④ 起動方法は、アイコンをクリックしログイン画面が表示されたら、会員IDと会員パスワードを記入して、ログインボタンをクリックするだけです。

※パスワードは間違えないように注意してください。パスワードを連続して10回間違えると、口座がロックされ使えなくなってしまいます。

ネットストック・ハイスピードのダウンロードが終わったら、チャートを設定していきましょう。

ネットストック・ハイスピードの設定方法

個別銘柄のチャートは、TOPメニューのチャート⇒チャート分析⇒株式チャートから設定します。

初期は上記のようなローソク足のみになります。ここから見やすい設定に変えていきましょう。

設定を変更する方法は、チャート上で右クリックし「チャート環境設定」と「チャートタイプ設定」を選びます。これらから見やすく設定できます。

左下の「軸表示」では、左右の株価と下の日時の表示・非表示を選べ、右側の余白も設定できます。ご自身が見やすいように設定してください。

ちなみに僕は、左側のY軸を外して右側の余白を10に設定しています。背景や線色は初期設定のままです。気に入らないなら好きな色に変えてください。

試しに背景を黒にしてみました。ブルーが好きとかピンクが好きとかあると思うので、モチベーションが上がる色に変えるのもありかと思います。

右側の設定では、「リアルデータ受信時の最後のローソクに画面移動」にのみチェックを入れています。

この機能は、場中(9時~15時)に最新のローソク足に自動移動するものなので、場中に過去チャートで検証したい時は外してください。

次のグリットでは、横・縦ともチェックを入れています。節目などを見やすくするために入れています。

左右の株価が省略表示されている方は、Y軸設定からY軸広さで調整してください。10くらいで表示されると思います。

テクニカル指標の設定方法

テクニカル指標入りのチャート画面は全部で4つ表示させます。テクニカル指標をそれぞれ設定してください。

テクニカル指標は、チャート画面の「左矢印」をクリックすると一覧が出てきます。一覧から1つずつ追加していきます。

①チャート設定方法(日足)

①チャート日足で使用するテクニカル指標は3つ

・ハイ・ローチャンネル:初期設定のまま変更なし
・オートマチックトレンドライン:初期設定のまま変更なし
・移動平均線:プロパティーから設定してください。
・移動平均線の設定方法

プロパティーから設定をします。チャート上からプロパティーを表示させるには、移動平均線上でダブルクリックをしてください。

・指標因数
価格:Close
期間:5・20・60・100・300の5本を表示

・スタイル
Color:5(GREEN)・20(BLUE)・60(ORANGE)・100(VIOLET)・300(RED)
Weight:上から2つ目の太さ
TypeとStyleは変更なし

上記と同じように設定してください。

②チャート設定方法(日足・週足)

②チャート日足・週足で使用するテクニカル指標は5つ

・ハイ・ローチャンネル:初期設定のまま変更なし
・オートマチックトレンドライン:初期設定のまま変更なし
・移動平均線:プロパティーから設定してください。
・一目均衡表雲:プロパティーから設定してください。
・ボリンジャーバンド:プロパティーから設定してください。
・移動平均線の設定方法

・指標因数
価格:Close
期間:5

・スタイル
Color:5(GREEN)
Weight:上から2つ目の太さ
TypeとStyleは変更なし

上記と同じように設定してください。

・一目均衡表の設定方法

 

プロパティーから設定をします。チャート上からプロパティーを表示させるには、一目均衡表上でダブルクリックをしてください。

・指標因数
短期移動平均70、中期移動平均10、長期移動平均155

・スタイル
転換線:ColorをWHITE(白)、Weightを一番上
基準線:ColorをWHITE(白)、Weightを一番上
遅行スパン:ColorをWHITE(白)、Weighを一番上
先行スパン1:ColorをBLUE(青)、Weightを2つ目
先行スパン2:ColorをRED(赤)、Weightを2つ目

上記と同じように設定してください。

転換線・基準線・遅行スパンは使用しない為、色を白にして見えなくしています。背景を黒に設定した場合は、同じく黒に設定してください。

・ボリンジャーバンドの設定方法

プロパティーから設定をします。チャート上からプロパティーを表示させるには、ボリンジャーバンド上でダブルクリックをしてください。

1つ目
・指標因数
価格:Close
期間:25
ハイバンド:1.0
ローバンド:-1.0
時間軸移動幅:0
・スタイル
ボリンジャートップ:ColorをBLACK(黒)、Weightを一番上
ボリンジャーボトム:ColorをBLACK(黒)、Weightを一番上

2つ目
・指標因数
価格:Close
期間:25
ハイバンド:2.0
ローバンド:-2.0
時間軸移動幅:0
・スタイル
ボリンジャートップ:ColorをBLACK(黒)、Weightを一番上
ボリンジャーボトム:ColorをBLACK(黒)、Weightを一番上

上記と同じように設定してください。

③ ・④チャート設定方法(週足・月足)

③ と④は同じです。違いは週足と月足だけです。

③・④チャート週足・月足で使用するテクニカル指標は4つ

・ハイ・ローチャンネル:初期設定のまま変更なし
・オートマチックトレンドライン:初期設定のまま変更なし
・移動平均線:プロパティーから設定してください。
・一目均衡表雲:プロパティーから設定してください。
・移動平均線の設定方法

プロパティーから設定をします。チャート上からプロパティーを表示させるには、移動平均線上でダブルクリックをしてください。

・指標因数
価格:Close
期間:5・25・75・200の4本を表示

・スタイル
Color:5(GREEN)・25(BLUE)・75(ORANGE)・200(VIOLET)
Weight:上から2つ目の太さ
TypeとStyleは変更なし

上記と同じように設定してください。

・一目均衡表の設定方法

 

一目均衡表のプロパティーは、移動平均の数字以外②チャートと同じです。

プロパティーから設定をします。チャート上からプロパティーを表示させるには、一目均衡表上でダブルクリックをしてください。

・指標因数
短期移動平均2、中期移動平均5、長期移動平均8

・スタイル
転換線:ColorをWHITE(白)、Weightを一番上
基準線:ColorをWHITE(白)、Weightを一番上
遅行スパン:ColorをWHITE(白)、Weighを一番上
先行スパン1:ColorをBLUE(青)、Weightを2つ目
先行スパン2:ColorをRED(赤)、Weightを2つ目

上記と同じように設定してください。

✓設定完了したKOLチャート

①~④のテクニカル指標を全て設定すると上記ようになります。

一番上の①チャートは「日足」のみ。左下の②チャートは「日足と週足」を見ます。中央の③チャートは「週足」のみ。右の④チャートは「月足」のみ。

左上に表示させている「株価ボード」は、入れても入れなくてもどちらでも構いません。

株価ボードは、メニューの株式情報⇒株式株価情報⇒株価ボードから表示できます。銘柄のコード等をダブルクリックすることで、チャートが切り替わります。

複数のチャートを一度に切り替える方法

チャート判断では、複数時間足をチェックする必要ありますが、毎回切り替えていたら面倒ですし時間がかかってしまいます。そこで「連動機能」を使います。

上メニューの「」ボタンをクリックすると緑に変わります。

連動したいチャートは、全て同じように「連」ボタンを緑に変えてください。これで連動されたことになり、複数のチャートを一度に切り替えができます。

ただし、先物はできますがマザーズやジャスダックなどの指数チャートは連動できません。

設定したチャートの保存方法

設定したチャートは保存が可能です。

設定方法は、チャート上で右クリックし「現在のチャート保存」で保存できます。新しく追加したチャートでは、「保存チャート呼出」で同じ設定が表示できます。

①、②、③④のチャートをそれぞれ保存してください。

KOLチャートの見方と判断方法

KOLチャートの見方と判断方法を解説していきます。

①~④に分けて解説しますので、表示させるチャートを間違えのないように注意してください。

ブログやメルマガ等で説明するときも、①チャートや②チャートと書きます。

①チャートの見方と判断方法を解説

①チャートでは主に、5つの移動平均線を見ていきます。

他に表示されている、トレンドラインとハイ・ローチャンネルについては、4画面共通として解説していますので、そちらでご覧ください。

5つの移動平均線は、相場ゼミという株のセミナーにて使われていたもので、判断しやすかったためメインチャートに採用しました。

使う頻度と重要度は違います。

5線 > 20線 > 60線 > 100線 > 300線

最も使い重要なのは5線、次は20線と60線、100線と300線の差はあまりありません。それぞれの移動平均線を詳しく解説していきます。

✓5日線について

5日線は、トレンド転換の初動判断で使える一番重要な移動平均線です。

エントリーの時だけではなく、決済(利食い)の時にも使用できますので、あらゆる手法に役立ちます。

エントリーと決済(利食い)の両方使えたのは5日線だけです。今運用している手法でも5日線の条件を加えています。

買いの場合は、5日線を陽線で超え確定したらエントリー
売りの場合は、5日線を陰線で超え確定したらエントリー

個別銘柄だけじゃなくて、日経や指数も同様に使えます。

※条件の一部として使っているだけですので、5日線だけで判断しないようにしてください。だましは多いので注意してください。

5線は日足だけではなく週足でも見ていきます。それについては、③の週足チャートで解説していますので、そちらでご覧ください。

✓20日線について

20日線は、トレンド押し目と戻り目の判断に使用します。

トレンドが続いているときは、20日線を意識した動きになりやすいので、押し目と戻り目のタイミングで売買するときに見ている移動平均線になります。

上記チャートでは20日線にタッチしているものですが、タッチしていない手前で戻した時でも、押し目と戻り目として判断できます。

トレンドが続きやすいと判断した銘柄があった時は、この20日線に注目し狙ってください。

エントリーする際は、20日線を見てさらに5線を活用します

買い例:20日線タッチ反転、5線を陽線で超え確定で買いエントリー。

売り例:20日線タッチ反転、5線を陰線で超え確定で売りエントリー。

これだけのルールだけでは勝ち続けることは難しいかもしれませんが、上下トレンド続いている時は有効です。

例えば、業績が伸びそうな銘柄があったら、20日線の押し目タイミングで買いを狙うのもいいと思います。

✓60日線について

60日線も20日線同様、トレンド押し目と戻り目の判断に使用します。

60日線まではトレンド継続中と判断できます。

60日線の上にローソク足がある時は、上昇トレンド中
60日線の下にローソク足がある時は、下降トレンド中

エントリーする際は60日線を見て、さらに20日線と5線を活用します。

買い例:60日線タッチ反転、20日線と5日線を陽線で超え確定でエントリー。

売り例:60日線タッチ反転、20日線と5日線を陰線で超え確定でエントリー。

これら移動平均線に、ファンダ要素を加えれば勝てる可能性が高いです。

業績が伸びそうだから、60日線までは押し目で買っていこう
業績が低迷しそうだから、60日線までは戻り目で売っていこう

これだけでも勝つことはできます。

✓100日線について

100日線はトレンド変化の兆しとして判断します。

上昇トレンドの時、100日線まで下げれば、上昇トレンドは一旦終わった可能性がある
下降トレンドの時、100日線まで上げれば、下降トレンドは一旦終わった可能性がある

100日線まできたときはトレンドが崩れた時なので、順張りでエントリーする際は慎重に判断しましょう。

✓300日線について

300日線を超えてきたら、トレンドが切り替わってきたサインです。

上昇トレンドから下降トレンドへ、下降トレンドから上昇トレンドへと変わる可能性があります。

トレンドの変化に注目し、切り替えをしていきましょう。

今まで上昇トレンドで押し目を狙っていたが、300日線を超えてきたため、下降トレンドを想定して戻り目に切り替えるなど。

✓移動平均線の並び順番について

トレンドが続きやすいときは、並び順は一定になりやすくなります。

上昇トレンドの時は、上から5線・20線・60線・100線・300線
下降トレンドの時は、下から5線・20線・60線・100線・300線

並び順が一定ではなくなったということは、レンジになりやすいと判断できますので、順張りで狙うときは注意が必要です。

順張り手法なら、無理にやらず見送るようにしてください。

✓移動平均線についてまとめ

5つの移動平均線だけで、トレンドの始まりから終わりまで判断ができる組み合わせになっています。

5日線の初動トレンド転換から、20日線と60日線の押し目と戻り目、100日線のトレンド終わり、300日線のトレンド転換とそれぞれ違う判断で使います。

②チャートの見方と判断方法を解説

KOLチャートの中で最も重視しているのが②チャートです。

理由は、トレンドが把握しやすい雲の設定にしているからです。

一目均衡表の雲は大まかなトレンド判断だけに使用しますので、難しく考える必要はありません。

「日足・週足とも雲の上にローソク足があるから、しばらく上がりやすいな」
「日足・週足とも雲の下にローソク足があるから、しばらく下がりやすいな」
「日足は雲の上にあるが、週足は雲の下にローソク足があるから、上げても短期だろうな」
「日足は雲の下にあるが、週足は雲の上にローソク足があるから、下げても短期だろうな」

と判断してください。

時間足は、日足と週足の両方見るようにしてください。

メニューの「日」と「週」から切り替えることができます。

※上場間もない銘柄の雲は表示されませんので、その時は日足だけで判断してください。日足すらも表示されないものは、見送ったほうがいいと思います。

これから②チャートで使われている、一目均衡表の雲とボンジャーバンドについて解説していきます。

✓一目均衡表の雲判断方法

参考銘柄をいくつか解説しますので、チャート画面を表示して見てください。

・8186大塚家具

8186大塚家具を週足で見ると、2016年からずっと雲下にあるのが分かります。

週足が雲の下にある時は下降トレンドが続きやすいので、中期で売りを狙えるということです。短期で狙うときは、日足に切り替えてタイミングを見ていきます。

狙いやすいタイミングは、雲下部で戻してきた時。大塚家具では、2016年6月、2017年6月、2018年4月。

・3092 ZOZO

3092 ZOZOは大塚家具とは逆で、週足で見ると2016年からずっと雲上にあるのが分かります。

週足が雲の上にある時は上昇トレンドが続きやすいので、中期で買いを狙えるということです。短期で狙うときは、日足に切り替えてタイミングを見ていきます。

狙いやすいタイミングは雲上部で戻してきた時。ZOZOでは、2016年9月、2017年3月、2018年7月。

✓ボリンジャーバンドの判断方法

ボリンジャーバンドは、「5日株トレード法(株商材)」で使っていたもので、今でも決算手法の条件にあるので入れています。使わない時や見にくい時は、外しても構いません。

見るべきパターンは、収縮(スクイーズ)。

収縮(スクイーズ)からのブレイクを狙えます。

さらに、1σは決済(利食い)にも使用できますので、ボリンジャーバンドだけで、エントリーから決済まで判断できる定番のテクニカル指標です。

丸で囲んだところが収縮(スクイーズ)しているところです。一目均衡表の雲と合わせると、明確に判断できるようになります。これだけでも1つの手法は作れると思います。

上記のように上がったら、1σを陰線で割れるまで保有できます。1σを割って確定したら、利食いする。ボリンジャーバンドはこのようにも使えます。

5日線だけだとトレンド途中で薄利益決済になることも多いので、ボリンジャーバンドの1σを使えば最大限伸ばしやすくなります。

雲とボリンジャーバンドを使った売買例をご紹介します。

※説明するための例ですので、この売買ルールを推奨するものではありません。

・8519レノバ日足

2018年7月12日、一目の雲反転からボリンジャーバンド収縮と直近最高値ブレイクで808円買いエントリー。2018年8月2日1σを陰線割れで1,054円利食い。+30.45%

・4523エーザイ

2018年9月10日、一目の雲反転からボリンジャーバンド収縮と直近最高値ブレイクで10,150円買いエントリー。2018年10月5日1σを陰線割れで10,910円利食い。+7.49%

・8016オンワードホールディングス

2018年12月5日、一目の雲反転からボリンジャーバンド収縮と直近最安値ブレイクで638円売りエントリー。2018年12月27日1σを陽線超えで599円利食い。+6.51%

・2432ディー・エヌ・エー

2018年12月8日、一目の雲反転からボリンジャーバンド収縮と直近最安値ブレイクで2,001円売りエントリー。2018年8月27日1σを陽線超えで1,912円利食い。+4.65%

③チャートの見方と判断方法を解説

③は「週足」だけを見ていくチャートになります。

②チャートでも週足は見ますが、こちらの一目均衡表の雲は、短期トレンド転換を判断するために使用します。そのため、設定値が異なります。

移動平均線もメインチャートとは違う組み合わせになっています。

使うのは、5線、25線、75線、200線の4つ。証券会社等のチャートで使われているところが多く、昔から最も使われている組み合わせだと思います。

なぜ設定値の違う移動平均線を使うかですが、4年以上も前から使っていて慣れていたためです。①チャートの組み合わせでも大差はありません。

日足ベースのスイング手法では、週足の位置がもっとも重要です。

✓5週線について

週足でも5線は一番使い重要ですが、25線、75線、200線も同じくらい重要です。

週足の5線の上下を推移しているときは、日足では20日線上下でトレンドが続いているときになります。

日足で買いを狙うときは、週足5線の上にある時のほうがトレンドが続きやすく勝ちやすいと判断できます。そこを見ていくと、利益も大きく伸ばしやすくなります。

・5週線の上にある間は、買いポジションを保有し続ける
・5週線の下にある時は、売りポジションを保有し続ける

これだけで損小利大になりやすくなるので、必ず見るようにしてください。

✓25・75・200週線について

週足での3つの移動平均線(25・75・200)では、目標と抵抗ポイント判断に使用します。

目標は25線超えてきたら75線まで動きやすい、75線を超えてきたら200線まで動きやすいと判断できます。※必ずそうなるわけではありません。あくまでも目標です。

上記のように、それぞれの線に到達した時点で戻してくる可能性あるので、同方向のポジションを保有しているときは注意する必要があります。

買いポジション保有中に、上にある75線に到達した。売りポジション保有中に、下にある200線に到達した。そこで反転してきたら、即座に決済させる必要があります。

✓一目均衡表の雲について

基本の判断方法は、

・雲の上にローソク足があるときは、上昇トレンド
・雲の下にローソク足があるときは、下降トレンド

②の雲は大まかなトレンドを判断するもので、③の雲は短期トレンド転換を判断するものです。

雲の幅が狭い為、レンジが続くとだましは多くなりやすいですが、初期の変化をすぐに察知しやすいものです。

例えば買いポジション中、週足雲が下降トレンド入った時には決済させる判断ができ、損失を最小限に抑えることができます。

個別銘柄だけではなく、日経やマザーズ指数等の地合い予想にも役立ちます。

④チャートの見方と判断方法を解説

③と④は同じ設定なので、テクニカル指標の見方と基本の判断方法は、③チャートにてご確認ください。

月足を表示させる理由は、過去チャートで意識されやすい高値と安値を見る為です。

4分割した画面だと、2年以上(幅を狭くすれば6年以上)のチャートが見れます。もっと長い期間(10年分)を見たい方は、1画面でご覧ください。

見るべきポイントは、過去数年でどこまで動いたのか確認し、高値と安値から中長期でどうなりやすいのか予想すること。

ようするに、上昇余地があるか、下降余地があるかを月足を見て判断します。

これから参考銘柄で解説しますが、マニュアル内のチャート画像ではなく、実際にチャートを表示させてご確認ください。

・2338ビットワングループ月足

2018年2月には2017年の高値(990円)を超えてきています。もっと前のチャートを確認します。

過去10年以上分で見ると、2012年の高値(916円)をも超えていたのが分かり、抵抗になりやすいところはありませんでした。

よって、これから大きく上昇しやすいと判断できます。ブレイクや押し目で買いを狙いやすい時期に入ったと判断もできます。

もっと前を見てみると、2006年の安値が960円でした。ここにラインを引くと、意識して動いているのが分かるかと思います。

これは偶然の一致ではありません。

過去10年以上前の高値や安値を意識した動きになっているものは無数にあります。保有銘柄や狙う銘柄があれば同じように引いてみてください。

・4344ソースネクスト月足

2017年10月には2017年1月の高値(179円)を超えてきています。もっと前のチャートを確認します。

上場直後の高値363円と、2013年の高値334円までは上昇しやすいと判断できます。最初の利食い目標株価となります。

月足だと分かりにくいので日足に切り替えてみます。

最初の高値は367円でしたので、上場直後の363円と誤差僅か4円という結果でした。10年も前の最高値を意識した動きになりました。

その後、最高値を超えてさらに上昇しています。高値の抵抗ポイントはないので当然の結果です。

・3627ネオス月足

2018年9月には2016年6月の高値(800円)を超えてきています。もっと前のチャートを確認します。

2018年の高値は1,527円、2011年の高値は1526円です。僅か1円の誤差でした。

75線を超えてから大きく上昇しやいと予想した時点で、どこまで上げやすいのか予め予想もすることが可能です。この位置を日足で見ていきましょう

日足だとこのようになり、最高値から戻し5日線を陰線で超えた。そうなると、一時的に下げやすくなるので利食いすることができます。

月足では移動平均線や一目均衡表の雲の位置も大事ですが、過去数年分を見て「上下の余地」を見極めるほうが優先すべきことです。

チャート判断の中でも月足は慣れていないと難しいとは思いますが、短期でも中長期でも余地を判断できないと大きく勝つことができませんので、毎日自分なりに予想して経験を積んでください。

月足はトヨタ自動車だと、2001年6月分から見ることができます。約17年くらい。

時間があるときは、昔どういう値動きになったのか見るようにしてください。

4画面共通のテクニカル指標解説

①~④チャート全てに使われている、トレンドラインとハイ・ローチャンネルについて解説します。それと、節目についても解説しています。

トレンドラインについて

トレンドラインとは、過去の高値と安値に引かれる線のことを言います。斜めのラインが引かれるので、三角持ち合い判断にも使えます。

スイングで見る時間足は、日足・週足・月足。

基本的な判断方法は、

・レッドのトレンドラインを上に超えたら買い
・ブルーのトレンドラインを下に超えたら売り
・エントリーする際、近くにトレンドラインがあったら見送る

このように、ご自身の手法に条件を加えるようにしてください。

いつもは日足でエントリー条件が揃ったとき、週足と月足を見て、近くにトレンドラインがないかどうかを見ています。

もし近くにトレンドラインがあった時は、見送るようにしています。

✓トレンドライン参考例(週足)

丸印があるところで買いエントリー条件が揃ったとします。週足を見ると、1年間で引かれたトレンドラインがすぐ上にあるのが分かります。

そのトレンドラインで上げ止まる可能性が高く、負けやすいのが分かりますよね。なら見送りとなるわけです。

トレンドラインまで上昇余地があるときはエントリーして大丈夫です。

ハイ・ローチャンネルについて

ハイ・ローチャンネルとは、直近の高値と安値から点線が表示されるものです。

スイングで見る時間足は、日足・週足・月足。

さっきほど解説した、トレンドラインと一緒に見ていきましょう。

ハイ・ローチャンネルを入れると、寄り前と場中に気配値が表示されるようになります。

寄り前に大幅ギャップダウン気配になっていた時は、前日夜に日経が大暴落したか、前日15時以降に悪材料が出た時です。

多くの銘柄を保有していると、悪材料が出ていたことに気づかず、そのまま保有してしまうミスもあります。それを防ぐことができます。

✓ハイ・ローチャンネルの基本的な判断方法

レッドの点線を上に超えたら、買いエントリー。

ブルーの点線を下に超えたら、売りエントリー。

直近の高値である、レッド点線に到達して戻してきたら利食い。

直近の安値である、ブルー点線に到達して戻してきたら利食い。

エントリー、利食い、見送りと全てに使えるのがハイ・ローチャンネルです。

手法を考える際に、条件として加えましょう。

節目について

節目はテクニカル指標ではありませんが、大事なので解説します。

節目とはキリのいい価格帯です。100円、500円、1,000円、1,500円、2,000円、2,500円、3,000円、4,000円、5,000円など。

株価はこの節目を意識した動きになっていることが多くあります。

このチャートは7201日産自動車で、100円ごとの節目に線を引いてみました。

どうですか?

節目を意識した動きになっていますよね。特に1,000円は4回もあります。

こちらは7974任天堂の月足チャート。

10,000円から70,000円まで線を引いてみました。2018年の最高値は49,980円とほぼぴったり!

週足に切り替えて見ると、節目を意識して動いているのがよく分かります。

20,000円の節目から30,000円まで、30,000円の節目を超えて40,000円まで、40,000円の節目を超えて50,000円まで。

たったこれだけでも勝つことができるくらい節目は重要です。

7974任天堂の5ヶ月経過したチャート。

2018年12月は日経が大暴落し急激に地合いが悪化したので、30,000円ぴったりとはいきませんでしたが、反転しやすいポイントではありました。

前月である11月21日には、30,000円で一時的に反転しています。

2018年11月21日の安値は30,050円。僅か50円の誤差で戻しています。

上記のように、節目と5日線だけでも1つの手法はできます。

特に上場間もないIPOとかは、節目を意識した動きになることがよくあります。

移動平均線などのテクニカル指標は上場間もないと表示されませんので、トレンドラインと同様、節目が1つの判断目安になっているのだと思います。

節目を意識し条件に加えるだけでも勝率アップにつながります。

エントリー・利食い・損切り方法

株の買うタイミングをチャートで解説

売買タイミングは、3つに分かれます。

・エントリー(買い・空売り)
・利食い(勝ち)
・損切り(負け)

3つともチャートのみで判断します。

これから詳しく解説していきます。

エントリー(買う)タイミングを解説

これからエントリー(買う)タイミングをチャートで解説しますが、その前にテクニカル指標を追加してください。空売りは逆目線にするだけなので説明は省きます。

使用するテクニカル指標は「移動平均線の5線」のみ。

まだ入れていない方は、使用しているチャートに追加してください。

✓パターン1:押し目買い

押し目買い

押し目買いというのは、株価が上昇した後に下落してきて、下げ止まったタイミングで買うことです。

下げ止まりにて買うことで損切り幅が狭くなりやすくなる為、リスクの少ない買い方です。

チャートで解説します。

具体的な判断方法は、株価が上昇したら、5線の下に陰線で下げてくるまで待ちます。下げ止まりを確認したら、5線の上に陽線で上げてくるまで待ちます。

ローソク足が5線の上を推移⇒陰線で5線の下⇒陽線で5線の上の順

押し目の買う時間は、15時確定直前もしくは翌日始値

僕は15時確定前に買います。5線超え確定が微妙な時は、2:59分で買うこともあります。

「5線超えになるか微妙だったため買えなかった」
「買うのを見逃してしまった」

その時は、翌日始値で買います。

15時前に注文を出せないサラリーマンの方などは、翌日始値で買ってください。

押し目買いはリスクの少ない買い方なので、売買ルール(手法)を考える際に取り入れてみてください。

✓パターン2:ブレイク買い

ブレイク買い

ブレイク買いとは、直近高値を更新したタイミングで買うことです。

1,000円高値なら1,010円、3,000円高値なら3,030円とか。

ブレイク買いのメリットは、逆指値を設定できるため、場中(9時~15時)に株価を見ていなくても自動で注文を出すことができます。

チャートで解説します。

具体的な判断方法は、前日もしくは直近の終値を見て、最高値よりも少し上の株価で逆指値を設定します。

直近の高値を確認⇒節目の少し上に逆指値を設定の順

株価は節目を意識されやすいため、1,000円が高値なら1,050円の節目で買うのではなく、1,060円など節目じゃない株価に設定します。

ブレイク買いは、夜に仕事から帰宅してからでも注文設定をできるため、本業が忙しい人に向いている買い方です。

✓パターン3:下落下げ止まり買い

下落下げ止まり買い

下落下げ止まり買いというのは、株価が下げた後に下げ止まったタイミングで買うことです。

下げ止まりにて買うことで損切り幅が狭くなりやすくなる為、リスクの少ない買い方です。押し目買いと同じ。

ただし、このパターンは業績が悪い、または悪材料が出ている場合が多いので、慎重に判断してください。

チャートで解説します。

具体的な判断方法は、下げ止まりを確認したら5線の上に陽線で上げてくるまで待ちます。

ローソク足が5線の下を推移⇒陽線で5線の上の順

下落下げ止まりの買う時間は、15時確定直前もしくは翌日始値です。

僕は15時確定前に買います。5線超え確定が微妙な時は2:59分で買うこともあります。

「5線超えになるか微妙だったため買えなかった」
「買うのを見逃してしまった」

その時は、翌日始値で買います。

15時前に注文を出せないサラリーマンの方などは、翌日始値で買ってください。

下落下げ止まり買いのおすすめタイミングは、日経が大きく下落したタイミングに合わせること。

日経下落で下げた場合は、業績や悪材料で下げたわけではないので、日経が戻れば同じように戻す可能性は高いです。

✓買ってはいけないタイミング2パターン

買ってはいけないタイミングを2パターン解説します。

・大幅ギャップアップ成行買い

上記のように、大幅ギャップアップでの成行買いはリスクが高いのでやめましょう。

想定以上に上げてしまった時は、下げるのを待ってから押し目で買うべきです。

慌てて買わず、冷静に判断してください。

・下げている途中に買う

上記のように、下げている途中に買うのはやめましょう。

ナンピンを何度でもできるくらい資金が潤沢にあるなら、下げている途中で買っても構いません。

資金が少ない方は、下げ止まったのを確認してから買うようにしてください。

利食いタイミングを解説

エントリー・利食い・損切りに分けられますが、利食いが最も難しいと言われています。

僕もこのマニュアルを作成するまでに、利食いだけは何度も変えています。何度か変えていくうちにようやく固まり、ルール化できています。

ただ、無裁量というわけにはいきません。ある程度の裁量判断は必要なので、できるだけ多くの銘柄で実践・検証して経験を積み重ねてください。

そして、検証していく中で改善方法があれば、微調整していくようにしてください。

「途中こうなったら、別の利食い方法に切り替える」
「ある程度上昇したら、深めに利食い設定をする」

とか

繰り返しやっていくと、徐々に自分なりのルールに仕上がってきます。

これから僕が実践している利食いの方法を紹介しますが、一番優れていて正解の方法というわけではありません。

一番優れていたか正解だったかは、結果後に分かることで事前には当然分かりません。

大事なのは、決めたルール通りに利食いすること。そして検証を重ねていき、自分なりのルールを加えていくこと。

そうすれば、その時に最適であろう利食い方法を選択することができるようになります。

これから解説する利食い方法は

1.日足安値割れ / 緩やかな上昇向き
2.60分足安値割れ / 急角度の上昇向きき
3.買い値の少し上に設定 / 負けなしにする
4.悪材料 / 想定外時の対処方法

この4つのパターンで利食いしています。

4つともテクニカル指標は使わないルールなので、初心者さんでもすぐに理解できるものです。

なぜ利食いにテクニカル指標を使わないのかですが、あらゆるテクニカル指標にて検証してみて、早すぎたり遅すぎたりと、どれもしっくりくるものが無かったからです。

だからといって、テクニカル指標を使ってはいけないという事ではありません。

移動平均線や一目雲などのテクニカル指標を加えても構いませんが、ルールは必ず決めて一定にしてください。

✓どこまで上がるか予想できる?

どこまで上がるかの予想は難しいと思います。これまで的確に予想出来ている人を見たことがありません。

よくある予想は

「まだまだ初動」
「2倍になる、3倍になる」
「テンバカー」

この株価まで上がるとか具体的なものはなく、どれもざっくりとした予想だけです。これは予想とは言わないですね。

結局どこまで上がるかは大口次第で、どこで下げてくるかも大口次第なので、それを予想して、最高値付近で売るのはかなり難しいと思います。

最高値で利食いするということは、大口よりも先にということなので、そう単純なところでは利食いしてこないでしょう。

もう十分上げただろうと思って利食いしたら、さらに上げ続けるとか、この位置で利食いしようと思ったら、手前で急落するとかはよくあります。

大口もより高値で売りたいわけだから、一歩先に利食いすることは当然考えています。

結論!

昔から「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があるように、毎回最高値付近で利食いするのは諦めたほうがいいでしょう。

それよりも、いくつかのパターンでルール化して、それを実行していくようにしてください。

ルール化すれば、数回に1回は高値付近で売れるということはあります。

それで十分と思いましょう。

1.日足安値割れ / 緩やかな上昇向き

利食いの中で最も多いパターンは、日足安値割れによるものです。この利食い方法は、緩やかに上昇していくパターンに有効です。

判断方法は、2日分からの安値を見ます。その安値割れに、逆指値を設定します。

緩やかに上げていけば逆指値を引き上げていける為、利益を伸ばしやすい方法です。

✓逆指値で利食いする時の株価

逆指値で利食いする時の株価は、節目の下に設定してください。

例えば、1,000円よりも999円に、2,500円よりも2,490円に設定します。

1,000円などキリのいい株価は意識されやすいサポート株価の為、その下の999円で逆指値成行き設定します。

✓日足安値割れ例

・4385 メルカリ

・2019年2月8日に買いエントリー

1回目は2月15日、陽線続きから陰線に変わったので、14日の安値割れに引き上げます。
2回目は2月21日、横ばいから強めの陽線に変わったので、19日の安値割れに引き上げます。
3回目は2月26日、陽線続きから陰線に変わったので、25日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、2月27日に2月25日の安値を割って利食いとなりました。

・9470 学研ホールディングス
・2019年2月15日に買いエントリー

1回目は2月21日、陽線続きから陰線に変わったので、20日の安値割れに引き上げます。
2回目は2月28日、陰線続きから陽線に変わったので、25日の安値割れに引き上げます。
3回目は3月5日、陽線続きと強かったので、1日の安値割れに引き上げます。
4回目は3月6日、陽線続きと強かったので、5日の安値割れに引き上げます。

合計4回引き上げて、3月7日に3月5日の安値を割って利食いとなりました。

・4755 楽天

・2019年3月4日に買いエントリー

1回目は3月18日、陰線から陽線に変わったので、14日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月26日、陽線続きと強かったので、22日の安値割れに引き上げます。
3回目は3月29日、陰線だが底固かったので、28日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月1日に3月28日の安値を割って利食いとなりました。

・1429 日本アクア

・2019年2月12日に買いエントリー

1回目は2月26日、陽線続きと強かったので、25日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月4日、陽線続きから陰線に変わったので、1日の安値割れに引き上げます。

合計2回引き上げて、3月5日に3月1日の安値を割って利食いとなりました。

・3983 オロ

・2019年3月12日に買いエントリー

1回目は3月28日、陰線だが強かったので、27日の安値割れに引き上げます。
2回目は4月4日、安値切り返し陽線だったので、1日の安値割れに引き上げます。
3回目は4月11日、高値から上髭陰線だったので、9日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月17日に4月9日の安値を割って利食いとなりました。

3858 ユビキタス

・2019年3月15日に買いエントリー

1回目は3月22日、陽線続きと強かったので、19日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月27日、陰線から陽線と強かったので、25日の安値割れに引き上げます。
3回目は4月1日、陰線続きと下げそうだったので、29日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月3日に3月29日の安値を割って利食いとなりました。

3092 ZOZO

・2019年2月21日に買いエントリー

1回目は2月26日、陽線続きと強かったので、25日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月1日、陰線から陽線と強かったので、28日の安値割れに引き上げます。
3回目は3月5日、下髭陰線から陽線と強かったので、4日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、3月13日に3月4日の安値を割って利食いとなりました。

4592 サンバイオ

・2018年11月15日に買いエントリー

1回目は11月22日、陽線続きと強かったので、19日の安値割れに引き上げます。
2回目は11月29日、陽線高値ブレイクだったので、27日の安値割れに引き上げます。
3回目は12月4日、前日最安値を意識した動きだったので、3日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、12月6日に12月3日の安値を割って利食いとなりました。

3680 ホットリンク

・2019年3月27日に買いエントリー

1回目は4月8日、長い陽線と強かったので、5日の安値割れに引き上げます。
2回目は4月10日、下髭陽線と底固かったので、8日の安値割れに引き上げます

合計2回引き上げて、4月11日に4月8日の安値を割って利食いとなりました。

9450 ファイバーゲート

・2019年2月27日に買いエントリー

1回目は2月5日、陽線続きと強かったので、1日の安値割れに引き上げます。
2回目は2月7日、陽線続きと強かったので、5日の安値割れに引き上げます。

合計2回引き上げて、3月8日に3月5日の安値を割って利食いとなりました。

3627 ネオス

・2019年3月7日に買いエントリー

1回目は3月20日、陰線から陽線と強かったので、18日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月29日、陽線続きと高値更新で強かったので、25日の安値割れに引き上げます。
2回目は4月3日、陰線続きと弱かったので、1日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月4日に4月1日の安値を割って利食いとなりました。

8114 デサント

・2019年3月1日に買いエントリー

1回目は3月26日、陽線続きと強かったので、22日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月27日、陽線続きと強かったので、26日の安値割れに引き上げます。
3回目は3月29日、陰線だが底固かったので、28日の安値割れに引き上げます。
4回目は4月2日、陰線続きと弱かったので、29日の安値割れに引き上げます。

合計4回引き上げて、4月3日に3月29日の安値を割って利食いとなりました。

3538 ウイルプラスホールディングス

・2019年3月22日に買いエントリー

1回目は4月1日、陽線続きと強かったので、29日の安値割れに引き上げます。
2回目は4月3日、高値更新陽線と強かったので、1日の安値割れに引き上げます。
3回目は4月5日、陽線続きと強かったので、3日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月9日に4月3日の安値を割って利食いとなりました。

3994 マネーフォワード

・2019年3月18日に買いエントリー

1回目は3月25日、陽線続きと強かったので、22日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月27日、高値更新陽線と強かったので、26日の安値割れに引き上げます。
3回目は4月1日、陰線だが底固かったので、28日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月2日に3月28日の安値を割って利食いとなりました。

4427 EduLab

・2019年3月8日に買いエントリー

1回目は3月20日、高値更新陽線と強かったので、19日の安値割れに引き上げます。
2回目は3月25日、陰線だが底固かったので、20日の安値割れに引き上げます。
3回目は4月1日、陰線だが底固かったので、28日の安値割れに引き上げます。

合計3回引き上げて、4月2日に3月28日の安値を割って利食いとなりました。

2.60分足最安値割れ / 急角度の上昇向き

判断方法は日足安値割れと同じで、60分足を見て2本分以上の安値割れに逆指値で注文を出します。

時間足が日足か60分足かの違いだけです。

60分足に変更する方法は、チャートの上メニューにある「」に切り替えて、本数を60に変更してください。

なぜ60分足を使用するのかですが、株価の値動きの主なパターンは2種類あり、緩やかに上げていくものと、急角度で上げていくものに分かれます。

緩やかに上げていくものは日足安値割れで大丈夫ですが、急角度で上げたものだと利益が半減することがよくあります。そのパターン用に、60足を使用するわけです。

※60分足は場中に確認しないといけません。ローソク足が確定する前にチェックするようにしてください。

▼確認する時間

前場:10:00前、11:00前、11:30前
後場:13:30前、14:30前、15:00前

逆指値を設定後はしばらく放置して構いませんが、利食いにならず戻ることもあるので、最低でも1日1回は確認してください。

急角度の目安は、1日で10%以上上げた場合になります。100円とかの低位株だと20%以上。ただし、銘柄ごとにボラが違うので、チャートを見て判断するようにしてください。

✓60分足安値割れ例

・3710ジョルダン1回目

2019年3月27日から急角度で上昇しました。この時点で60分足に切り替えます。

最初の引き上げポイントは足の幅が狭い為見送り。
1回目は6本目の陽線確定で引き上げます。
2回目も同様で4本目陽線確定で引き上げます。
3回目は下髭陰線と2本目も底固い為引き上げます。

合計3回引き上げて、3月29日安値を割って利食いとなりました。

・3710ジョルダン2回目


2019年4月11日から急角度で上昇しました。この時点で60分足に切り替えます。

1回目は2本陰線確定で引き上げます。
2回目は翌日キャップアップで始まり、2本目で陰線となったので引き上げますが、1回目と差がほとんどないので引き上げなくても構わないパターンです。

合計2回引き上げて、4月12日安値を割って利食いとなりました。

・3194キリン堂ホールディングス


2019年4月11日から急角度で上昇しました。この時点で60分足に切り替えます。

1回目は2本目も陽線と強いので引き上げます。
2回目は長い陽線で強い足が出た為引き上げます。
3回目は長い陽線から5本目陰線でも底固い動きの為引き上げます。

合計3回引き上げて、4月12日安値割れで利食いとなりました。

・4588オンコリスバイオファーマ


2019年4月9日から急角度で上昇しました。この時点で60分足に切り替えます。

1回目は2本目陰線下髭確定で底固いと判断して引き上げます。
2回目は5本目陽線で強かったので、3本目安値に引き上げます。

合計2回引き上げて、4月11日安値を割って利食いとなりました。

・3948光ビジネスフォーム


2019年3月28日から急角度で上昇しました。この時点で60分足に切り替えます。

1回目は陰線から陽線だったので引き上げます。
2回目も陰線から陽線だったので引き上げます。
3回目は下髭陰線から3本目陽線確定で引き上げます。

合計3回引き上げて、4月1日安値を割って利食いとなりました。

3.買い値の少し上に設定 / 負けなしにする

買いエントリー後ある程度上昇したら、買い値か買い値の少し上に引き上げます。

この方法は、日足・60分足安値割れの利食い設定ができる前の段階です。

具体的には、買い値から1日で10%以上上げた時に、逆指値を買値か買い値の少し上に引き上げます。1,000円が買い値なら1,000円か1,020円とか。これで負けなしにします。

例えば1,000円で買った2日後、1,000円から10%の1,100円以上前場に上げた。
この時すぐに、買い値か買い値より少し上に逆指値を引き上げます。

引き上げておけば、後場に戻してきたとしても引き分けか若干の勝ちで済みます。

株価をメールで知らせてくれる機能は、SBI証券のスマートアラートがおすすめです。詳しくは、スマートアラート(株価通知)の設定方法と活用の仕方でご覧ください。

✓買い値に引き上げ例

・3907 シリコンスタジオ

2019年3月25日に寄り付きで買いエントリー。その日に急騰し10%以上上げたため、買い値に引き上げています。

・2656 ベクター

2019年3月12日に終値で買いエントリー。その後6日間はほとんど上げず引き上げはできない状態でしたが、3月20日に材料が出て10%以上上げています。

前日の終値が333円なので10%は366円となり、22日366円になった時点で買値の少し上に引き上げています。

・3698 CRI・ミドルウェア

2019年3月6日に終値で買いエントリー。その後9日間はほとんど上げず引き上げはできない状態でしたが、3月20日に材料が出て10%以上上げています。

前日の終値が3,345円なので10%は3,680円となり、20日3,680円になった時点で買値の少し上に引き上げています。

・4563 アンジェス

2019年3月5日に終値で買いエントリー。その後4日間はほとんど上げず引き上げはできない状態でしたが、3月12日に10%以上上げています。

前日の終値が1,091円なので10%は1,200円となり、12日1,200円になった時点で買値の少し上に引き上げています。

4.悪材料 / 想定外時の対処方法

利食いする前に、下方修正などの回避不可能な悪材料が出ることがあります。

では、保有しているもので悪材料が出た場合はどうすれば良いのか?

その時は、成り売りで利食いします。

悪材料が出ると下がり続けることがよくあるので、基本は成り売りで利食いします。戻ることもありますが、1つの銘柄に固執する必要はありません。

上記のように、悪材料が出たあと一気に急落することはよくあります。

持ち越しは絶対にやらないでください。必ず下がるわけではありませんが、想定外のことがおきたわけですから、利食いして次の銘柄を探すようにしてください。

どうしても持ち続けたいなら、利食いした後に下げ止まりを待ってから再度買うようにしてください。

僕のルールは、利食いでも損切りでも悪材料が出たら、翌日の寄り付き成り売りで処分します。

✓悪材料(IR)の出る時間

悪材料(IR)の出る時間は、ほとんど後場が終わった15時以降に出ます。場中に出る場合もありますが、ずっと見ているわけにもいかないので、場中に出た場合は諦めましょう。

逆指値を設定していれば、たとえ場中に発表されても問題ありません。

15時以降に何か出ていないか、保有銘柄を必ず確認するようにしてください。もし悪材料が出ていれば、翌日寄り付きまでに逆指値から成り売りに切り替えてください。

✓ストップ安気配のままだったらどうするのか

変わりません。成り売り注文を入れたままにします。運が良ければストップ安で売れることができるかもしれません。無理だったら、翌日も成り売りで注文を入れます。

買いポジション保有中の悪材料は誰でも経験するものですが、滅多にないのでそんなに気にしなくて大丈夫です。

その時は運が悪かったと諦めるしかありません。切り替えて次の銘柄を狙いましょう。

✓悪材料が出た時の例

・5938 LIXILグループ

2019年4月18日15:30分に下方修正のIRが出ました。この時、買いポジションを保有して逆指値を設定していた場合、翌日に寄り付きの成り売りに切り替えます。4月19日には寄り付きから一時的に戻ったものの、陰線で終わっているので正解でした。

ギャップダウンの寄り付きで売るのがいやなら、1分足に切り替えて戻してきたタイミングで売るのもいいと思います。

・9107 川崎汽船

2019年3月7日15:00分に下方修正のIRが出ました。この時、買いポジションを保有して逆指値を設定していた場合、翌日に寄り付きの成り売りに切り替えます。3月8日には寄り付きから一時的に戻ったものの、陰線で終わっているので正解でした。

これら例のように悪材料の多くは下方修正です。決算もありますが、決算日は事前に分かるので持ち越しをしなければ回避は可能です。

損切りタイミングを解説

損切りは売買タイミング3つの中で一番簡単です。

・買いエントリー:直近の安値割れ
・売りエントリー:直近の高値超え

これだけです。

損切りで大事なことは、エントリーと同時に逆指値で設定すること。逆指値を設定できるということは、エントリーした時点で最大損失額が分かります。

1,000円100株で買いエントリーし890円に損切りの逆指値を設定したら、11,000円の最大損失になります。

それと、損切りの逆指値は引き上げ・引き下げはありません。引き上げ・引き下げする時は、エントリー値か利食い位置になった時のみです。

✓ブレイクエントリーの損切り例

ブレイクで買いエントリーしたら、直近の安値を確認し割ったところに逆指値を設定します。

流れ:1,060円ブレイクで買いエントリーした、前日ローソク足の安値が900円だった、
なら890円に逆指値設定を設定します。

✓押し目エントリーの損切りルール

押し目で買いエントリーしたら、直近の安値を確認し割ったところに逆指値を設定します。

流れ:800円で押し目買いエントリーした、直近の最安値が700円だった、なら690円に逆指値設定します。

まとめ

株に必要なチャートをすべて解説しました。

チャートを理解できた方は、株探(かぶたん)で学んでいくのがおすすめです。

詳しくは、株探(かぶたん)をオススメする理由と毎日見るべき情報4選からご覧ください。